【デザインニュース】モダン建築の京都

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明治時代、東京への遷都を機に衰退した京都は、その後の復興を経て、教育や先端技術、文化や観光などにおける先駆的な都市として発展し、それらを象徴するように数々の名建築が生まれました。

 

そして幸運にも、明治以降に建てられた洋風建築や近代和風建築、モダニズム建築など、いわゆる「モダン建築」は数多くが現存し、京都は日本近代化の縮図としても興味深い都市です。明治以前の古建築はもちろん、近現代建築の宝庫でもある京都は、歴史的価値ある建築の保存活用の先進都市であり、「生きた建築博物館」と言っても過言ではありません。

 

本展は、京都を代表するモダン建築の一つ、京都市京セラ美術館を会場に、建築を通して京都を知る当館初の大規模建築展です。貴重な原図面や模型から時代背景を伝える写真や映像、家具まで多様な資料が展示されます。展示鑑賞と同時に建物探訪や街歩きなども体験し、古建築と庭園だけではない京都のもうひとつの魅力に触れる絶好の機会となるでしょう。(公式サイトより)

会場:京都市京セラ美術館

会期:2021年9月25日~12月26日(月曜休館)

開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)

kyotocity-kyocera.museum