【デザイン分析】京都・法然院 光と陰

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日中でも薄暗い参道の先にある山門。

その奥に光を浴びて輝く緑。

 

山門の先を覗かずにはいられない、このデザインはどのようにつくられているのか。

 

図にするとこんな感じ。

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参道は樹で覆い、山門の先は樹で覆わず空が開けている。それを山門のフレームで切り取る。それと南を背にしているので直射日光が目に入らないのもポイント。

 

 

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ストリートビューで見た参道。この通り頭上は樹で覆われている。

 

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境内から山門を見た光景。境内の上は空が開けている。境内の百砂壇も太陽光を反射し山門の奥をより明るくする効果があるのかも。